2011年08月18日

プロポーション

本日午後より、フレスコバルディの「チェント・パルティーテ」を使って
プロポーションについてお話しをさせて頂きました。

ルネサンス理論の軸であるプロポーションには
いろいろな種類があります。

あ、「プロポーションとは何かしら?」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

プロポーションの理論は、韻律的時価を
1:2、2:3といった一定の比率で縮小したり拡大したりする問題と
取り組むものです。By アーペル
(この説明も、ちょっと難しいですな。。。)


とーーーーっても簡単に言うと、
拍の概念に関係しています。


って、言われても、分かりづらいですね。。。


ま、この理論は、16世紀イタリア音楽をレパートリーとする
チェンバロ奏者さんに必要な知識なので
バッハ以降をレパートリーにしている教室のピアノの生徒さんには、
全く関係のないお話です。安心してね。


さて、下の楽譜は、1615年出版の手原稿、タブラチュアです。
線がいっぱいあって、びっくり、でしょ?
P1010263.JPG
慣れちゃうと、弾けます。
ということは・・・慣れるまで、弾けません(笑)

一応モダン楽譜もあります。
P1010264.JPG
Zerboni出版ですが、確か、日本で買うと1冊2万くらいしたと思います。
でも今は円高だから、もっと安くなってるかも!
しかし、プリント楽譜は、生命の息吹が感じられず、なんとも味気ないです。

写真右がZerboni、左はS.P.C.E版。
P1010265.JPG
S.P.C.E版は、もちろん、恩師故アルヴィーニ先生が監修しています。

Frescobaldiはチェンバロ奏者にとって、あこがれの作曲家ですが
彼の曲を弾くには、ルネサンス理論が必須です。

そしてFrescobaldiと言えばチェント・パルティーテ!
弾きたい方もたくさんいらっしゃるでしょう。
でも、もしFrescobaldiをきちんと弾きたければ
第2巻の舞曲から入るのをお勧めします。

ということで、次回は、エンリコ・バイアーノ直伝の
Frescobaldi攻略順をお教えしますね。



それから明後日は、Emanuel Bachの
「正しいクラヴィーア奏法」の装飾法についてのセミナーです。
既に定員に達しているため、
ブログでのお知らせはしませんでした。
興味のあるかたは、ご連絡下さい。
次回開催する時に、お知らせします。

さぁ、明後日受講者の皆さん、各々の課題、準備はいかがですか?


posted by 水野 直子 at 23:00| Comment(0) | キャンペーン
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