2016年06月23日

演奏が縮こまっているよ・・・?その原因は

発表会前のレッスンが終わりました。

生徒さんの様子は
ドキドキしている生徒さん、「楽しみ〜!」と笑顔で話す生徒さん、様々です。

そして緊張で演奏が縮こまったりする生徒さんも。

これはただ発表会に緊張しているだけなのか?
はたまた原因が他にあるのか?

発表会に緊張しているだけならば、よいです。
そういう心の状態は、成長に繋がるから。

しかし、もしその他のことに原因があるのならば、それを取り除くことが私の役割の一つです。

そして、その原因は毎年必ず同じです。


それはね。


ご家族からの

「絶対間違えないでね」

という言葉です。


この言葉、生徒さんに代わって私からお返しいたします。


「その言葉、絶対言わないでください


生徒さんたちは、すでに間違わないように、頑張っています。
何度も何度も、私から口やかましく言われています。
しかし、私たちは人間です。
思わぬところでミスタッチをすることもあります。

その時、生徒さんは全員「しまった!」の心境です。

その「しまった!」が、レッスンで起こった場合、
指導者としては、なぜ間違ったのか、の原因を探り、
難しい言い方をすれば、「原因の分析」をして、間違えないように指導します。

「間違えないでね」という言葉だけ伝えるのは、無責任です。
そして、その言葉は、生徒さんの心の呪縛となり、
本当はもっと自分らしく、曲の雰囲気を感じて大らかに演奏できるはずなのに、
ナーバスになってしまい、
演奏は小さくなります。
また、いつも弾けるところに、思いもかけないミスタッチという影を落とすこともあります。
そして、生徒さんたちは、さらに落ち込みます。悪循環です。

レッスンでは、すでに、細かく指導しています。
あとは、子どもさんの力=本番力を信じるだけです。
(子どもの本番力は大人の何倍もの力を発揮します!)


豊かな心が育っていく段階にある、幼稚園生、小学生の子どもさんが、
ピアノの勉強で大切なのは、
間違わずに弾くことではなく
いかに表現をするか、です。



どうか、のびのびと演奏できる言葉がけをしてあげてください。


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「ミスタッチ」に関しては、プロになれば、考えが違ってきます。
なぜなら、演奏に「究極の美」が求められるからです。

この「究極の美」のことは、またいつか、お話いたしましょう。

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今日は少し、強い口調になってしまいました。
でも、かわいい生徒さんたちのためだから、書きました。

発表会前まで、連絡事項を含めて、
できるだけ更新したいと思っています。

それではまた!


posted by 水野 直子 at 20:07| 日記